俳句結社「銀化」の主宰は中原道夫、師系は能村登四郎です。

中原道夫が東京で創刊しました。

銀化 2024年11月号

中原道夫「駄句再再」

 

中原道夫は作品29句を毎月発表しています。

 

このサイトでは最初の見開きページにある13句を掲載します。

※2022年3月号からは多くの句を掲載してます。

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銀壺集Ⅰ

第1同人の作品集「銀壺集Ⅰ」のなかから冒頭の2人の作品を紹介します。

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銀化の森(同人)

同人の投句から中原主宰の選を受けた15句を掲載します。(画像をクリックし、拡大してご覧ください)

銀化の森(会員)

会員の投句から中原主宰の選を受けた15句を掲載しています。(画像をクリックし、拡大してご覧ください)


銀化とは

 「銀化」とは紀元一、二世紀のローマングラス、はたまた中國漢代の綠釉壺などに見られる化學變化のことで、永年土中に埋もれてゐると、雨水や土中成分などと反應し、ガラスの表面若しくは釉面が銀彩色に變化、輝くことを謂ふ。詩人宗左近曰く「最低六百年は土中にあらねば、その變化は生じない……」と。その銀化に倣ひ六百年後の自分の句などのことを考へてみても詮なきことであるが、俳句といふ小器が妖しく銀化しないとも限らない。こんな豪宕なる夢もまた明日への活力にならう。

(中原道夫句集『銀化』あとがきより)

 

初夢のいくらか銀化してをりぬ

中原道夫  句集『蕩児』所収